2013年、上野公園でゆっくり歩いて移動するパフォーマンスしたメンバー、
T3+1で武蔵堺駅近くの広場にてパフォーマンス。
ゴザをひいて、パフォーマンスを試みる。
しかし、予定通りにいかない。
子どもに絡まれてしまい、一緒にゴザの上でゆっくり過ごすこととなる。
子どもに、
「靴下脱いで、ごろん〜する?」
と聞くと、子どもは何の疑いもなく靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、気持ちよさそうに私の横に寝そべり、ゆっくりしている。
その様子を母親は、
「すみません。」
「ほら、お姉さんがゆっくり出来ないでしょ。」
といいながらも、この様子が気に入った?らしく、知らない女の横でゆっくりしている我が子の写真撮影に夢中のようである。
他のメンバーもそれぞれパフォーマンスする。その後、パフォーマンスの内容をはがきに書き、そのハガキをポストに投函する。誰に投函したか、は、言いたい人は言う。言いたくない人は言わない。
手書きのハガキや手紙がポストに届いていると、1日嫌なことがあっても、どこか心がほぐれるような気持ちになる経験からの発想。
予定通りに進まないのが、外でパフォーマンスをする醍醐味である。
【2014年 9月】

丹波篠山まちなみアートフェスティバルにて。
小川町ギャラリーマドラスカフェにて。